はらぺこあおむしのぼうけん

読書、映画、ときどき漫画のレビュー。最新刊から古典まで。

今読んでいる本

ダニエル・ウォレス「Extra-ordinary Adventure」① Day1 ー運命を変えるかもしれない電話ー

こんにちは。 以前、記事で本を取り上げ、「この人の本面白いのに…」とぼやいていたダニエル・ウォレス。未邦訳の本にチャレンジしてみることにしました。 チャレンジする本は、「Extra-ordinary Adventure」 海外の小説って大学受験英語で出てくるような、…

権利を守ること、行使すること。権力を監視し批判することを忘れない エミール・ゾラ「ジェルミナール」

【読書感想文の書き方】夏なので読書感想文でもいけそうな本を、いい感じの深みを持って紹介したいという試み第一弾。エミール・ゾラ「ジェルミナール」

【6月映画公開】共依存に依存症。毒親の親はだいたい毒親 「ガラスの城の約束」

こんにちは。 「ガラスの城の約束」つづきです。 dandelion-67513.hateblo.jp 「毒親の親はだいたい毒親」これ。 以前は本作品の母親(ローズマリー)と父親(レックス)がどんだけクズ親かを書いたと思うのですが、今回は親の親。祖父母がどんな親だったか…

アフリカに行きたいと思っている人??「アフリカの日々」

さて今日は、「アフリカの日々」(河出書房)を紹介します。 アフリカに行った気になれる素晴らしい本ください!という動機で買いましたw 都会の喧騒に疲れきっている私は、「雄大な自然に抱かれて暮らしたい」と日々思っています。満員電車とか嫌すぎるし、子…

【6月映画公開】魅力的な人間は過去に支えられている「ガラスの城の約束」

6月に映画公開するこちら。「ガラスの城の約束」ノンフィクション作品です。 さて、「魅力的な人間は過去に支えられている」これ、私が考えたわけではなく、謝辞っていうんですか、一番最初に出てくる挨拶みたいなの、あれに書かれていました。「BIG FISH」…

沖田の死、近藤の死、そしてお雪 「燃えよ剣」

「燃えよ剣」、遂に下巻を読み終わりました。 本を読んだ途端、個人的ヒット!を予感し、読了を待たずに筆を執り、だらだら感想を垂れ流してきましたが、これにて最終回です。意外と、読了を待たずに書く→読む→書くの繰り返しって、あとからしっかり振り返る…

トシ&近藤バッテリーの崩壊「燃えよ剣」

さて、燃えよ剣上巻も終わりです。 ここでは近藤さんについて。銀魂の近藤さんは男にもてるタイプですね。男気があって、懐も深くて好きです。 普段はお妙のストーカーしてますが、燃えよ剣では所帯を持っていて、娘もいます。でも、奥さんはガサツで愛想も…

山崎退の監察レポート 「燃えよ剣」

燃えよ剣も上巻がほぼ終わりそうです。 ここで出てきました!山崎退、ならぬ山崎丞(すすむ) 山崎退って地味ながらファンが多いですよね。私も好きです。山崎は監察。監察は副長の指示のもと独立で働き、密偵として相手組織に入り込んだり、情報収集したり…

沖田の憎まれ口と土方の負けず嫌いと 「燃えよ剣」

さて、燃えよ剣の続きです。 司馬遼太郎ブームがきそうです。次は、新選組血風録に、竜馬が行くあたり読んでみようかな。さてさて、沖田と土方の関係性について。 銀魂好き女子には、沖田×土方に萌えている方もたくさんいるかと思いますが、私もその一人です…

十四郎のバラガキ時代を知りたいあなたへ「燃えよ剣」

3月に銀魂が長らくの連載を終えると聞いたのでジャンプGIGAを買ったもののなんと終了せず、最終回を待ちわびている者です。 連載当初から馴染みがある銀魂ですが、シリアス話は苦手で「今週の銀魂面白かったよw」とジャンプを隅から隅まで読む友人に教えても…