★保存版★ POPEYEのサマーリーディングリスト POPEYE 2020年8月号
こんにちは。
駆け込み購入したPOPEYE。
2020年8月号ですからおそらくあと数日でコンビニではお目にかかれなくなりそうな。POPEYEのコンセプトは、シティボーイのファッション&カルチャーということですが、シティ派でもボーイでもない私も時々読みます。
いつも面白いことを教えてくれるPOPEYEに「夏は長いようで短いから何を読むか考えておくといいね」と言われたら手に取るしかない!
どうせ今年の夏はSTAY HOMEになりそうだし。
今回は読書案内。サマーリーディングリストっていう言葉、結構好きです。課題図書とか推薦図書っていう言葉よりも断然良い。早速BOOKOFF ONLINEで購入しますが、品薄のものもかなり。備忘録的に紹介します。【】は私がつけたタグです。
エンデュアランス号漂流記
【#袋小路に迷い込んだ気持ちの時に読む】
英国の極地探検隊28人の生還の記録。星野道夫さんが心が負けそうなときに紐解いた、という紹介が胸アツ。
オはオオタカのオ
【#ゴミゴミした街への通勤に嫌気がさしたら読む】
オバマ大統領2016年のサマーリーディングリスト。ケンブリッジ大学の研究員がオオタカを調教した1年間の記録。自然とか野生の荒々しさに期待。
くたばれインターネット
【#重いのが続いて嫌になった時には】
SNS上でやらかして炎上経験があるサンフランシスコ在住の女性の物語。ネット、ポップカルチャー、差別なんかの社会問題も織り込んで不真面目かつ下品につづられているらしい。不真面目かつ~ってとこ特に、激しい切り口に期待。
ラングサマー 世界文学でたどる旅
【#小説から離れたいときに読む】
海外文学をじっくり読みたくなる、読書という行為についてのエッセイらしい。プルーストの「失われた~」などの引用を解説する系。小説が続いて疲れた時に、自分の読書経験を俯瞰する意味で要チェック。
【#自己啓発本を読む感覚で】
探検家、英国最大の旅行会社の副会長、飛行および航海で大西洋を単独横断した唯一の人物の著。旅と冒険の哲学。探検をはじめとした先人の歴史に触れながら…というところ。仕事に疲れた日に一気に。
21Lessons
【#サピエンス全史もまだだけど】
サピエンス全史の著者の最新作。優先度高め。
モスクワの伯爵
【#欧米以外の小説を読みたくなった時に読む】
ビルゲイツの2020年サマーリーディングリスト。軟禁されたモスクワの伯爵のホテル内ステイホームの記録。紳士的で前向きなステイホームが読めるらしい。
荒野へ
【#ノンフィクションを読みたいときに】
1922年にアラスカで青年の死体が見つかった事件のノンフィクションとのこと。カポーティの「冷血」のような読書体験に期待。
ホワイトノイズ
【#ネットサーフィンをしてしまって疲れた時に読む】
産業事故によって発生した毒性の黒い霧に脅かされる一気の話。現代人の心に巣くう闇の隠喩ともとれるらしい。自分の普段意識していない感情に迫ってくるのに期待。こういう系、すごく惹かれる。
BOOK IN BOOKも入ってて、ハライチのボケの人のコラムに唸りました。
ビルゲイツのTHINK WEEKとか、粋な古書店も紹介されていて、本にまつわる耳より情報もたくさん。POPEYE8月号、売り切れないうちにぜひ!!!
おわり。