はらぺこあおむしのぼうけん

読書、映画、ときどき漫画のレビュー。最新刊から古典まで。

2019-12-17から1日間の記事一覧

漱石の倫敦時代を勝手に補完してくれるありがたい小説 島田荘司「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」

こんにちは。 好きな作家TOP5には入るであろう夏目漱石。 故人ですから、もちろん新作が発表される見込みはない。漱石の作品を読破してしまうのが惜しくて細々と読み進めていましたが、5年ほど前に虎の子の「明暗」(未完)を読んで以来、漱石の新作に触れる…