泣けるミステリ
こんにちは。 佐藤健主演で公開されている映画の原作本。 「護られなかった者たちへ」中山七里 生活保護の制度的な問題に深く切り込んだ作品。舞台は3.11から復興中の仙台ということで、あのときの仙台の浮足立った感じがよく出ていると思います。 仙台市内…
こんにちは。 湖畔にある廃墟×未解決事件×家族の秘密なんていう大好物をフルコースで堪能(しかも上下巻の超大作)できるなんてホクホクしてしまいました。東京創元社から文庫がでたばかりのこちら、寝不足にご用心。 「湖畔荘」ケイト・モートン ミステリが…
こんにちは。 「流れは、いつか海へと」ウォルター・モズリイ このミス2020、海外部門13位! 昼に再放送されている刑事ドラマに出てくる刑事たちは、犯人を追うときですらシートベルトをするし、もちろん拳銃ぶっ放したりなどしない。人生を奪われた者の復讐…
こんにちは。 「ラスト・チャイルド」の作者ジョン・ハート、こちらも高評価な「川は静かに流れ」です。玄関のポーチから川が見渡せる、という語りから始まるこの小説、舞台が良い。大きな川を擁する町って、それだけで絵になります。 Netflixで人気作品の「…
こんにちは。 カリン・スローター「グッド・ドーター」 オビのあおり文句に偽りなしの衝撃度です。 本屋さんに平積みされているので、とりあえず上巻だけ買ってみましたが、翌日には下巻を買いに本屋に走るという有様。笑 ファンが多いというのも頷ける完成…
こんにちは。 海外ミステリ分野で高い評価を受けているということで期待して読んでみました、 ジョン・ハート「ラスト・チャイルド」 私は初めましてだったのですが、解説を読んでみると「日本でもまぁよく売れて…」なんていうことだったので、実はミステリ…
こんにちは。 今年も早いものであと数日。2020年も素晴らしい本と出会うことができました。 ▼2019年の10冊はこちら dandelion-67513.hateblo.jp #良作ノンフィクション 1.「荒野へ」ジョン・クラカワー 山中で遺体となって見つかったエリート青年。彼の日記…
こんにちは。 「ザリガニの鳴くところ」に続き、泣けるミステリ第2弾!(最近アタリが続いており、コチラも2020年で5本指に入りそうだけども…笑) ウィリアム・ケント・クルーガー「ありふれた祈り」です。 「あの夏の全ての死は、ひとりの子供の死ではじま…
こんにちは。 ディーリア・オーエンズ「ザリガニの鳴くところ」 久々に、衝撃を受けた作品。本の紹介をしていると、結構軽々しく「衝撃の結末!」って言葉を使いがちなんですが、こちらはガチのやつ。残り1ページでこれかよ!!と読んで半日へこむレベル。20…