はらぺこあおむしのぼうけん

読書、映画、ときどき漫画のレビュー。最新刊から古典まで。

本屋大賞

祝!本屋大賞翻訳小説部門2位!「神さまの貨物」ジャン=クロード・グランベール

こんにちは。 本屋大賞が発表されました! 本屋だからこそできる本との出会いに価値を見い出し、本屋を盛り上げようというこの企画自体は大賛成ですが、国内作品については、販売開始してから其処此処で話題になっているような人気作ばかりこぞってチョイス…

人が生きるということは、誰かにとっての何者かになるための道のりなのかもしれない。叶うならばその道を誰かと共に歩みたい。「Giv:その犬の歩むところ」

こんにちは。 2018年の本屋大賞で翻訳小説部門第3位の「Giv:その犬の歩むところ」。(1位は「カラヴァル」) 「犬」小説ということで、開始5分で泣かされる。泣きどおしの作品でした。 子ども・動物・ラーメン(グルメ)は、数字の取れる特集だということは…

子どもを本好きに育てたい!という観点から読む「書店主フィクリーのものがたり」

こんにちは。 私もそうですが、子どもには本好きになってほしいと思っている親御さんはたくさんいるのではないでしょうか。想像力が養われるし、物知りにもなるし、孤独の慰めにもなりますね。本の存在に助けられたことは数知れず。 子どもはどうやったら本…

ひとりぼっちだから本を読む、ひとりぼっちじゃないことを確かめるために本を読む ハヤカワepi文庫 「書店主フィクリーのものがたり」

こんにちは。 こちらは2016年の本屋大賞(翻訳小説部門)で大賞をとった「書店主フィクリーのものがたり」です。 本屋大賞に翻訳小説部門があったの知らなかったw さて、タイトルの言葉、じんときますよね。ここのくだり、わたしもすっごく語りたいのですが…