はらぺこあおむしのぼうけん

読書、映画、ときどき漫画のレビュー。最新刊から古典まで。

2020-03-11から1日間の記事一覧

カラヴァル:負のエネルギーに満ちたディズニーランドで行われる騙し合い。半分まで面白いけど、尻すぼみ。 ステファニー・ガーバー「カラヴァル(Caraval)―深紅色の少女」

こんにちは。 2018年の本屋大賞の翻訳小説部門第一位。ステファニー・ガーバー「カラヴァル(Caraval)――深紅色の少女」。 一位ということで普通に期待していましたが、全体的に幼さがにじみ出ていて消化不良。 主人公はある帝国の属州トリスダ島で暮らすス…